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Taper processing
-テーパー加工-
ワイヤーカットでのテーパー加工とは
通常のワイヤーカット
テーパー加工
通常ワイヤーカットでは上から下へと垂直にワイヤー線を結線した状態で加工します。
しかし上方の軸を四方にずらすことで角度をつけた加工が可能になります。
これにより抜き金型、刃切り、裏逃げ勾配、複雑な形状にも対応することができます。また切削加工等で複数必要な工程を1度に短縮できることもあり、加工時間の短縮につながることも多々あります。
テーパー加工でできるメリット
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旋盤では加工できない多角形のテーパー加工
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角部のRを指定することができる
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ストレートとテーパー抜き金型
微小テーパー加工に対応
0.1°のような微小な角度であってもテーパー加工に対応します。
旋盤加工では加工できないような多角形や異形状の鍛造用金型やダイなどの抜き勾配に最適です。
それらの形状ではストレート面とテーパー面ではワイヤーカットの仕上げ加工時に起こりやすいショート(短絡)による
ハンチングを回避しスジの発生を抑えます。
※±10°まで対応
抜き勾配断面図
中央ストレートに対して
上下0.1°テーパー加工
3rdカット 面粗さ3.8μm
微テーパー加工に最適な加工品
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抜き勾配
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刃切り
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ダイ、鍛造
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旋盤では加工できない多角形テーパー加工
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