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Keyway processing
-キー溝加工-
キー溝加工とは
キー溝加工とは部品同士が動かないようしたり、
軸の回転動力をギアやプーリー等に伝える時に空回りを防ぐための回り止めのことです。
なぜワイヤーカットでキー加工するの?
従来からキー溝加工を行う場合はスロッター加工が採用されていました。しかし焼き入れ後など高硬度な素材は歯が摩耗したり、位置決め、寸法精度、面粗さなどで不安が生じてます。そこでキー溝加工をワイヤーカットで加工するとそれらの不安を解消することができます。
ワイヤーカットでは加工賃が高額になるイメージがありますが加工速度の進歩と段取り、位置決めの簡素化よって、費用を抑え、精度はもちろん、た目もきれいに加工することができます。
ワイヤーカットでキー溝加工するメリット
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焼入れ後の高硬度の材料も一般鋼のように容易に加工することができる。
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キー溝寸法に合わせたツールを用意する必要がないため、単加工やイレギュラーな納期にも対応しやすく、リードタイムを短縮することができる。
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ツールの逃げやビビリが発生しないため面粗も良好。必要に応じて面粗度を調整することができる。
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異形状な溝やRの指定も可能
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内径と同時に加工もできる。
デメリット
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止まりの加工ができない。
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板厚に比例して加工速度が落ちてしまう。
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板厚が厚くなりすぎると加工速度が低下する。 20mm厚の場合 : 5.5mm/min 100mm厚の場合 : 0.7mm/min
マシニングや旋盤で必要になる
ツールが不要になるので
コスト面で大きなアドバンテージになります。
溝の公差、面粗さに合わせて加工回数を
ご提案させていただきます。
キー溝と内径の同時加工
公差ともに0~0.01mm
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